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プロ講師のコラム The Owl at Dawn

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コラム一覧

アゴラまでまだ少し 第11回 僕が旅に出る理由は

前略、道の上より トルーマン・カポーティの代表作『遠い声 遠い部屋』はこう始まる。 Now a traveler must make his way to Noon City by the best …続きを読む

楽しく学ぶ倫理学 第14回 義務論の可能性と限界

義務論の可能性 前回見たように、功利原則は倫理規範である前に我々の行動の原理なので、これを規範として掲げる功利主義は分かり易いし、無理なく実践の指標とすることができる。しかし功利主義は終始一貫打算的と…続きを読む

ファッションから見た映画と社会
連載第8回 ジェイムズ・ボンドはなぜ「男の永遠のあこがれ」なのか? その2

〇最強の「なりきりアイテム」・ボンドスーツ ショーン・コネリーがボンドに扮していたときのガンフォルスターやアタッシュケース。それらのレプリカを、「いい齢をしたおじさん」があらそうように買った話は、前回…続きを読む

娯楽と中国文化―白話小説のキャラクターたち―第8回
戦うヒロインのその後―十三妹(シーサンメイ)『児女英雄伝』(七)

前回、安公子の勝ち組ぶりすごいというところを見ました。物語中、大した活躍もしないくせに、安公子のあの勝ち組っぷりは理不尽と言ってもいいと思います。そのとき、安公子と比較するために、『金瓶梅』の西門慶と…続きを読む

アゴラまでまだ少し 第10回
二つの顔のミステイク

世界の崩壊アンダーグラウンド   ある朝、東京の地下鉄に乗っていた。平日ではあったものの、通勤ラッシュのピーク時は超えていたのでそれほど混雑はしていなかったが、それでも車内はそれぞれ乗客の肩…続きを読む

ファッションから見た映画と社会
連載第7回 ジェイムズ・ボンドはなぜ「男の永遠のあこがれ」なのか その1

〇ショーン・コネリーでもダニエル・クレイグでもなく「ジェイムズ・ボンド」 映画の007シリーズが始まってすでに半世紀。「ジェイムズ・ボンド」は、世界中の男性にとって、いまだに「自分のなりたい理想」です…続きを読む

楽しく学ぶ倫理学 第13回 功利主義の可能性と限界

これまで8回にわたって西洋古代倫理学の歴史をたどってきた。倫理学の原型を確かめるためであった。そして確かに、古の教えはしっかりと現代の倫理学に継承されている。この成果を踏まえて、これからは現代の倫理学…続きを読む

アゴラまでまだ少し 第9回
歪んだ鏡を覗き込むとき

夜の闇に消えた後ろ姿 10歳の頃だったか、夜遅く、僕は家の2階にあるベランダに出て秋の夜の冷たい空気にあたりながら、前の道を何気なく見下ろしていた。80年代の当時、我が家は東京の下町で小さな割烹料理屋…続きを読む

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