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プロ講師のコラム The Owl at Dawn

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コラム一覧

十分でわかる日本古典文学のキモ 第七回 『風姿花伝』(下)

(承前) グールド:世阿弥さんには、お父さんのほかにジェラシーを感じる相手とか、いたんですか? 世阿弥:うーんとね、これを説明するのはすこしたいへんだな。たとえばグールド君は、じぶんより若いピアニスト…続きを読む

社会主義入門 第三回 マルクス以前の社会主義思潮

 本書で中心的なテーマとして解説し、望ましいものとして提起する社会主義像はマルクスによるものだが、社会主義は言うまでもなくマルクスの専売特許ではなく、マルクス以前にも以後にも多様な形で存在したし、今も…続きを読む

十分でわかる日本古典文学のキモ 第六回 『風姿花伝』(上)

ここは「あちら側」の世界に建てられた「芸術家会館」の一室。一九八二年に亡くなったカナダのピアニスト、グレン・グールドがヤマハのアップライトピアノを弾いている。 「あちら側」では、当人が希望した年齢の肉…続きを読む

社会主義入門 第二回 社会主義をどう位置付けるか

前章で、環境問題に代表される資本主義ならではの問題の解決が求められているが、これまでのようにあくまで資本主義内部での改良方法の提示という暗黙の前提が崩れてきて、資本主義それ自体を問い直し変革してゆくと…続きを読む

社会主義入門 第一回 今なぜ社会主義なのか

これからの社会はどうなるのか、そしてどうなるべきなのかについて、現在では思考の大前提が変わりつつあるように思われる。 今から五十余年前、1960年代から70年代にかけては、世界的に反体制運動が盛んだっ…続きを読む

十分でわかる日本古典文学のキモ 第五回 徒然草

〇いちばん読まれている古典は何か? いちばんひろく読まれている、日本の古典文学は何でしょうか? もっとも高名な作品――これならたぶん、『源氏物語』です。けれどもこの物語は、「つまみ食い」をするにしたっ…続きを読む

『経済学・哲学草稿』を読む 第2回 『経済学・哲学草稿』とはどのような著作なのか

これから『経済学・哲学草稿』の主要内容を具体的に本文を引用しながら解説してゆくことにするが、そもそもこの『経済学・哲学草稿』はどのような著作なのかということから始める必要がある。というのも、『経済学・…続きを読む

『経済学・哲学草稿』を読む 第1回 なぜ『経済学・哲学草稿』を取上げるのか

20回の長きに渡って倫理学入門のコラムを連載したように、20代の頃から既に四半世紀もの間、大学で倫理学を教え続けている。一般向けの倫理学入門書としては丁度10年前の2010年に、日本実業出版社から『本…続きを読む

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