十分でわかる日本古典文学のキモ 第十二回 源氏物語・下 助川幸逸郎

○匂宮と薫が「凡庸設定」されているのはなぜか 「光源氏が亡くなったのち、その後を継げるような方は、多くの御子孫のなかにもいなかった。退位なさった冷泉帝を、ここで引きあいに出すのはおそれ多い。今上帝の三宮、この宮とおなじ御 … Continue reading 十分でわかる日本古典文学のキモ 第十二回 源氏物語・下